YouTubeで洗車動画を投稿しているデコタミンです。皆さまこんにちは。
洗車動画を撮るキッカケについて書いてみたいと思います。
当時私は不眠に悩んでいました。そこにクロマティックというカナダ人洗車系YouTuberの動画に出会いました。彼の動画を見るとよく眠れる事に気づきました。もともと写真が好きだった私は新たな自己表現として、動画に挑戦したいという思いがありました。
せっかく作るなら、不眠の助けになる動画を作りたい。そう思いました。クルマ好きだったこと、洗車が好きだった事もあって「眠れる洗車動画」というコンセプトを思い付きました。
しばらく洗車のやり方を研究し、ガレージを借りました。１台だけ格納できる狭いガレージです。でも今まで自分専用の洗車場所なんて持ってなかったので、ワクワクしました。たくさんのグッズ・ケミカルを揃え、洗車に没頭しました。なにより大変だったのはカメラワークでした。不可逆的動作の連続である洗車をどうやって美しく撮るか。すごく悩みました。丸一日ガレージにこもり、家に帰る時間を惜しみ、作業中のクルマで寝泊まりをしていました。
ケルヒャーの展示場で機材を一式揃えました。
当初借りたガレージです。
長年放置されていたガレージなので、雑草から取り除く必要がありました。
機能していない設備を直したり、
職人さんにエアコン設置を依頼したり。
洗車機材の接続に苦労もしました。
様々な撮影機材も試しました。
段々と設備が整っていきます。しかし買っても買っても必要なものが出てきて、洗車ができない期間が続きました。
納得いかなければ、使っていなくても機材を買い替えたりもしました。
悩んだのは”磨き”です。経験がないため、なにからどう始めれば良いかまったく分かりませんでした。そこで埼玉のバレットさんを訪ねます。
彼らは非常に丁寧に磨き方、機材の扱い方を教えてくれました。それから何度も足を運び、磨きを学びました。
磨きに必要な機材すべてをバレットさんで揃え、
そろそろ準備が整ってきました。
ケミカルは米国カリフォルニアのP&S Detail Productsを主軸にしようと決めました。動画を撮る上でケミカルの色味は重要な要素ですし、パッケージデザインに惹かれたというのもありますし、好きなYouTuberクロマティックが使っていたという理由でした。
愛車c126 560SEC AMGワイドボディを格納した瞬間はとても興奮しました。このクルマは世界でも５０台程度しか作られていないとても希少な車です。自分にとっても至高のクルマです。ディテーリングがうまくなったらこの車両で動画を撮りたい。一つの目標です。未だ達成には至っていません。
磨きの練習です。
磨きが初めての私に、仲間が車両を提供してくれました。多くの人の協力により今があります。
私に何ができるでしょうか。洗車を語る事でしょうか。いえ、動画クリエイターの喜びは、人が一日の中で最もリラックスした時に選ばれる動画を作る事だと思いました。カラフルな色を動画に取り込み、リラックスしたミュージックでいかに視聴者を眠りに誘うか。
この企画を「デコタミン」と名付けました。