ロサンゼルスの日常生活を紹介。日本との違いはどれほどあるのか

今回の時差ボケはツライものでした。まるまる一週間ダルさが残りました。ようやくそのダルさも抜け、今は活発な日常を過ごしています。今回はどういう日常を送っているか書いてみたいと思います。アメリカの日常、もしかすると日本とは全然違うのかもしれません。

 

朝、家を出ます。部屋でご飯を食べるといったことはほとんどありません。

↑家を出ると見える風景。

 

駐車場に向かいます。駐車場は電動の柵で守られており、住民のみ入れます。LAは完全にクルマ社会なので、まずクルマに乗ることから1日が始まります。

 

ダストシュートの前に積まれる粗大ごみ。LAは日本のようないわゆる粗大ごみ制度がありません。コンテナに入るゴミなら、椅子でも机でも捨てる事が可能です。分別もありません。安いスーパーマーケットで安い家電や家具を買い、壊れたらポイ。燃える燃えない、プラスチック・びん。そんなの気にせずポイ。この消費のしやすが大量生産大量消費を生んでいるのかもしれません。

 

朝食。スタバによく行きます。至るところに存在しています。日本だとオシャレの代名詞と言われますが、LAではもっと普通の扱いです。プレインベーグルwithクリームチーズがおいしくて気に入っています。

 

コーヒーがいっぱいに注がれています。少な目に注文することも可能です。Sサイズでも日本のラージサイズくらいあります。基本的に米国は注文をカスタムできる傾向が強いです。多人種、多種多様な嗜好に対応するためなのかもしれません。ちなみにLAのコーヒーの味は全体的に薄いです。

 

オフィスまでドライブです。アメリカの交通ルールは日本と違うところが多いです。一つ面白い所を挙げよと言われれば「信号が赤でも右折は可能」というところです。

 

スクールバスです。スクールバスは法律で保護されています。子供の乗り降りがあるので、スクールバスを追い越してはいけません。車間距離も開ける必要があります。緊急車両も同様で、対向車線も含めて一時停止しなければいけません。LA民は意外?とルールを守ります。みなピターっと止まります。特に歩行者への配慮は高いです。テキトーと思われがちなLA民ですが、公共ルールには厳格な一面もあります。ま、クレイジーな人も多いですけどね。

 

フリーウェイもよく使います。首都高のようにお金がかかることはありません。出口がたくさんあるので、間違えてもリカバリが用意です。米国はフリーウェイが発達しているのと、巡航速度が高いので、遠くへもさほど時間をかけずに行けます。プリウスだとアクセル踏みこんでいかないと回りに迷惑をかけてしまいます。米国フリーウェイは日本と違って、制限速度に合わせた運転よりも、流れに乗る速度に合わせる事が重要です。みんな突っ込んでくるので、ゆっくり走っていると事故になる可能性が高まります。

 

オフィスにこもります。

 

オフィス内でマックを食べます。クォーターパウンダーwithチーズが好きです。あっさりしていておいしいです。米国の味は素材そのままって感じでしょうか。

 

スポーツクラブに行く事が多いです。プール、テニスコート、ジムが備わっています。

 

ラウンジもあります。

 

キレイですよね。お気に入りの場所です。毎日多くの利用者がいます。

 

テニスコートも完備されています。私はテニスをやっているのでよく利用します。東京は慢性的なテニスコート不足ですが、LAでは容易にコートを取ることができます。特に東京はコート代も高いので、テニスをやるならLAの方が圧倒的にコスパいいですね。ちなみに米国はハードコートが主流です。

 

これは小雨が降った時のコートです。少しでも雨が降るとテニスは中止になります。パラっと降っただけであっけなく撤退を余儀なくされます。滑って危険ということなのですが、LAではもう一つ、怪我して訴えられるリスクが加わります。

 

雨上がりのスポーツクラブです。敷地が広く、美しい景色です。ここもお気に入りの場所です。

 

民間の英会話スクールにも行きます。仲の良いチューターがいます。彼はメインの仕事がマシニスト(機械工)で、サブとして英語チューターをやっています。彼と話す時間は宝物です。彼とデコタミン動画を見ながら意見交換します。米国人から直接意見を取り入れられるのはすごく良い機会です。

LAでは彼のように副業を持つ人が多いです。多用な働き方が要因されるというと聞こえがいいですが、単純に何もかもが高い米国では、稼がないと大変ということです。

英語。これには本当に苦労しています。英語についてはまた別途記事をかければと思います。

 

ショッピングモールに行きます。もっぱらH&Mとユニクロしか行きません。

 

友人と合流し夕食に行きます。バックリブステーキがお気に入りなのでよく行きます。クセもなくおいしいです。アメリカン料理は日本料理と比べると割安です。

 

チキンガンボです。アメリカの郷土料理です。ちょっとクセがありますが、そのクセがだんだんクセになるんです。

 

中華も良くいきます。リーズナブルで量が楽しめます。

 

たいていは食べきれないのでボックスで持って帰って後で食べます。米国ではこういうスタイルが多いですね。ちなみに日本のレストランで持ち帰りボックスをお願いすると、衛生面でNGという答えをもらったことがあります。

 

ダウンタウン(都市部)のナイトクラブに遊びにいくこともあります。高層ビルが立ち並ぶエリアですが、地上は殺伐としていてホームレスが多く、治安も悪いです。LAの民は、住むエリアの選定基準に「ホームレスが少ない地域」というのが重要な要件になります。

 

薬局にも行きます。「CVS」という薬局がメジャーな存在です。夜遅くまでやっていて便利です。サプリ大国アメリカですから、様々な種類のサプリが容易に手に入ります。薬局を見るとその国の文化が知れるので楽しいです。

 

これはストレス解消サプリ。おもしろそうなので飲んでみましたが、特に効果は感じませんでした。

 

これも興味深いですね。ADHDの症状改善サプリ。日本では手に入らなそうなサプリがたくさん売っています。米国人は繊細なので、精神系サプリの種類が多いです。これも、病院に行くのが難しい文化ゆえの結果なのでしょう。

 

帰る前にセブンでまたコーヒーを買います。パソコン仕事のためです。セブンのコーヒーは自分で注いでからレジに持っていくスタイルです。日本では最近レジ袋が有料化されましたが、LAでは昔からレジ袋は有料です。袋いるか?と毎回聞かれます。コンビニのレジ袋のようなものをプラスチックバッグと呼びます。

 

以上。日常生活の紹介でした。伝わりずらいところではありますが、LA生活、実は毎日が戦いです。英語が伝わらず落ち込む日もあれば、調子よい日もあります。深く米国社会に入っていくと、表面的な英語ではままならなくなっていきます。理解されない苦しみ、逆に伝わった時の喜び。浮き沈みの激しさに、帰るとグッタリする毎日です。だから目標を持って生きています。1日に必ず新たな単語や文法を習得する。それを翌日使うようにする。そうやって一歩一歩の成長を積み重ねていく。学習の重要さ、楽しさを知れる。これがLA生活の最大の利点なのかもしれませんね。