業務用 クランツレ純正ホースの修理
北海道のパートナーからの修理依頼です。農家さんで使われている高圧ホースが金具部分で破裂。高圧ホースは破裂した場合、そこの部分だけでなく全体的に負荷が蓄積されている可能性があります。交換が推奨されますが、業務用ホースは高価なので修理して最後の最後まで使い倒すという選択も重要です。

こちらが修理依頼品のクランツレ純正ホース。

かなり使い込まれてますが、まだまだ使えそうです。

破損部分です。ホースの破損は手元の金具部分で発生することがほとんどです。この部分は常時曲げの力がかかり、負荷が溜まっていくからです。

グラインダーで切断します。以前はバンドソーを用いていましたが、いろいろ試した結果、グラインダー+砥石という組み合わせが手軽かつワイヤーの切断面が綺麗に切れると結論づけました。

交換用のクランツレ純正金具です。DN6サイズのバーブ(たけのこ部分)とM22メスコネクタです。リング上のものはスリーブと呼びます。クランツレのものは樹脂がしっかりしていますね。

切断したホースに差し込みます。DN6という規格であっても内径は誤差があるので金具を差し込むのにキツイ場合があります。そういうときはタイヤ交換用のビードクリームを塗ります。

そして電動カシメ機です。もっともお気に入りのプロ向けマシンです。ドイツ製のカシメヘッドに日本規格のモーターを搭載した堅牢なカシメ機です。プロフレックス社製です。

カシメには精密さが求められるのですが、このダイヤルで思うままに調整可能が最高に使い勝手いいです。

ダイスに仮り付けした金具を通し、強い圧力でスリーブを潰し、ホースと金具を密着させます。

カシメ後の金具です。こうなるともう切断する以外金具を外すことはできません。

金具部を守るプロテクターを装着。パートナーさんへ返送して修理完了です。これでまた長い間、利用可能になると思います。メーカー純正ホースはコストが高く、こうやって修理して使い続けることが大事だと思います。