水量に全振りした高圧洗浄機クランツレ 大水量モデル K1122TS


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水量に全振りした高圧洗浄機クランツレ 大水量モデル K1122TS

デコタミンストアオリジナルの高圧洗浄機「クランツレK1122TS」は、常に進化を模索しています。

K1122TSは、高圧洗浄機の基本コンポーネントだけで構成される、極めてシンプルで、ダイレクトな製品です。

モーター、ピストン駆動部、ポンプという構造に、制御系の配線を格納する電源BOXと、ステンレスハンドルのみという構成です。

すべてのパーツが耐久性を重視して作られており、コンパクトなボディながらも重さは20kgを超えます。ここまで厚い真鍮ポンプを搭載する、極めてマニアックな製品でもあります。

この高い耐久性は、供給される電力以上のスペックを出すことができます。

そこで、家庭用100V電源で許される最大スペックまでチューニングしてみようと思います。通常K1122TSが持つスペックは水量6L/min 圧力8〜10MPaです。洗車用途にはどんな設定が最適でしょうか?

洗車の場合、圧力よりも水量を重視するべきです。残留ケミカルの除去は、多くの水を用いた方がより確実だからです。洗車において、高圧洗浄機の”圧力”が持つ意味は、圧力で汚れを除去するのではなく、フォームキャノンやすすぎ水を、ボディ細部まで行き渡らせるという役割です。

そこで水量寄りの設定に変更します。しかし自由自在に設定を変えれるわけではありません。高圧洗浄機には逃れられない法則があって、

水量と圧力の合計で出される電流値が、家庭用電源100V 1500wを超えてはならない。

この法則に従うと、出せる水量の最大値は東日本用7L/min 西日本用8L/minです。何故西日本仕様のほうが強力かと言うと、60hzモーターの回転数が大きいからです。実際に400rpmの差があります。この差は大きく、標準の6L/minから8L/minへ、2リッターも水量が上がります。必要とされるノズル オリフィスサイズは030から070にまで及びます。それだけ一分間で2リッター増量はインパクトがあります。

このメリットと引き換えに失うものは”圧力”です。ブレーカーがショートしないギリギリを狙った値、7MPaまで落とすことです。しかしこの圧力ダウンは、さほど気にならないでしょう。圧力というのはあくまで体感値です。そして水量が多いと体感の圧力も上がるからです。

実際に、水量と圧力のコアとなるパーツが存在します。これはスワッシュプレートと呼ばれ、ピストンを駆動させるパーツです。このパーツには角度が細かく切ってあって、

一つずつ交換をして試運転を繰り返し、最適な設定を見つけ出します。

8リッターを達成し、電力が許容範囲内に収まった時は嬉しかったです。

8リッターの水量を吐出できる最大の圧力は7MPaです。この値を超えていくと使用電力が増え、ブレーカーショートのリスクが高まります。つまり、ノズルサイズを070以下にしてはいけないということです。より小さいノズルサイズを用いてしまうと、圧力が急激に上がります。圧力の上昇は、電力の上昇です。マシン自体は耐えれても、家庭用電源が持ちません。

これで一つの目標が叶いました。クランツレK1122TSは、ステータスを水量に全振りしたプロフェッショナルマシンになりました。注文を受け、一台一台、手組みで制作されます。デコタミンストアオリジナル、クランツレK1122TS。設備を追求するあなたの、最後のピースになるかもしれません。

 



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