テスト用変換コネクタを製作するも、失敗に終わる

テスト用変換コネクタを製作するも、失敗に終わる

デコタミンストアでは、ユーザーの要望に合わせて製品をカスタマイズして出荷しています。国内規格で製作することもあれば、海外規格の特殊なもので作る場合もあります。

すべての製品は最終的に高圧テストを通す必要があります。しかし接続規格が様々だからといって、すべてに対応する機材を用意するのは現実的ではありません。よって適宜変換コネクタを通してテストをします。

デコタミンストアでは「可能な限り変換コネクタを用いない。用いる場合は可能な限り短くする」ことを製作ポリシーとしています。変換の数だけ水漏れリスクが上がり、コネクタが長ければ長いほど操作性を邪魔するからです。

テスト用のコネクタも例外ではなく、今回はテスト用の変換コネクタをより短く、より強固なものにするために、切断・溶接という試みをしてみました。

例えば左側のカプラーは変換ニップルを合わせて3/8カプラ to 3/8カプラーとして作ったもの。冗長化されていて、使い勝手が悪いです。右はカプラーを切断・溶接して組み合わせたものです。どちらも機能は同じですが、加工したものは強度が高く水漏れせず、そして短いので使い勝手が良いです。

これが今回製作したオリジナルの変換コネクタ類です。国内規格と海外規格の変換。プラグ対プラグ。こういったバリエーションを増やしていくとテストフェーズの効率化につながります。

しかし、カプラーを加工したものは、プラグが差し込めなくなってしまいました。おそらく切断と溶接で変形してしまったものと思います。これは3/8 to 3/8カプラーです。

これは1/4 国内規格 to 1/4 海外規格のカプラーです。この短さで規格を変換できることに心踊りましたが、やはりこれも変形しているようで機能せず。残念。

これは3/8プラグ to 3/8プラグです。テスト時に最も良く使うパターンです。

これはうまく機能しました。両端に3/8カプラーがしっかりと噛みます。溶接なので200V 20Mpaの高圧でもまったく問題ありません。使えるのはこれだけになりそうです。でもコンセプトは諦めず、効率化のためにいろいろ考えていこうと思います。特に最終テストはもっとも時間と手間がかかる部分です。ここをいかに効率化するかがいち早くユーザーに製品を届けられるかの重要なポイントになります。

というわけで、思った以上にステンレス製品は精密だったということ、ステンレスの完成品は安易に加工してもうまくいかないことが分かりました。試みは失敗に終わりましたが、得られたものは大きかったです。

 

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