Activeホースを分解してホースリールに巻くには

Activeホースを分解してホースリールに巻くには

ユーザーさんから「Activeホースをデコタミンホースリールに巻いて欲しい」というリクエストを頂きました。Activeホースの仕様が分からず実績もありません。出たとこ勝負な案件です。

破損のリスクがあることにご理解を頂いたので、早速やってみました。

届いたActiveホース。かっこいい。1/4サイズの細めです。洗車にはこのくらいの細さがなんだかんだいってベスト。

片側金具を観察します。1/4サイズのホースに対して出口は3/8オスネジにしています。そこを3/8プラグ化で汎用性を出しています。

ホースは細めの使いやすいサイズにしつつ、両端はみんなが使いやすい3/8にしてあるところにブランドのセンスを感じますよね。

先端プラグが色焼けしているのは、ユーザーさんがバーナーを当て、一生懸命取り外そうとした痕跡です。ここまでしても外せなかったので、今回デコタミンストアに作業依頼頂いたという経緯です。この焼けっぷりにユーザーさんの熱意を感じます。

まずはバイスで噛みます。誤解を恐れず言えば、洗車設備をイジるにはバイス+パイプ用口金はマストアイテム。口金はアルミが良いです。ステンレスパイプより柔らかいので、がっちり噛んでも素材を傷つけません。

ヒートガンはこの付け根に集中的に当てます。熱が伝わりネジロック剤が溶けていきます。バーナーを使う場合は全体に向けて、直火は避けて温めないと、素材が変色します。ヒートガンもマストアイテムです。ミルウォーキーのヒートガンは強力です。

力をかけてみて、加減を見ます。固ければ再ヒート。

するとどこかのタイミングでスルっと回ります。

ホースプロテクタは逃がしておきます。熱で変形すると元に戻せません。ホースプロテクタは強く引っ張れば逃がせます。固い場合はお湯につけるとスルっといきます。

リールに装着してみます。これには問題がありました。リール側は3/8 NPTメスネジ。ホース側は3/8 G平行ネジという組み合わせです。テーパ状の受け手に平行の指し手なので、不適合です。しかしここで諦めてしまうとユーザーさんの熱意が無駄になるので、力技でいくことにしました。

思いっきりネジ込みました。受け手が真鍮(柔らかい)なので、ステンレスのネジ(固い)なら力で入ります。何かやってはいけないことした。そんな気分ですけど。

ねじ込みが浅いので、水漏れリスクがあります。でもロックタイトがいい仕事をしてくれるはずです。

できました。十分な乾燥時間を取って、水漏れテストもパス。ユーザーさんにお返ししました。

このセットアップは規格破りであって、それに伴ったリスクがあります。でもユーザーさんがよければそれが正義です。黒のリールに、グレーホース。アクセントに鮮やかなイエロー。とてもかっこいいセットアップが実現できました。

 

ブログに戻る

コメントを残す