C126 キャラット・ケーニッヒ・メルセデス・ベンツがコレクションに加わりました
デコタミンです。旧車メルセデスが好きでコレクションしています。特に80年代、90年代に作られたメルセデスが好みです。チューナー物に目がなくて、AMG・ケーニッヒを愛しています。
つい先日、同じケーニッヒ仲間から希少な車両を譲り受けました。C126型メルセデスです。C126型は今で言うSクラス・クーペに当たります。
そのSクラス・クーペをキャラット社というビルダーによって仕立てられました。キャラット社製のターボが搭載され、外観はケーニッヒエアロが巻かれています。
カラーは当時の最もポピュラーなブルーブラックです。ケーニッヒの大柄なブリスターエアロを装着すると横幅が2mを超えます。このスタイルがたまらなく好きです。
ターボ搭載です。もとがV8の5.6リッターという巨大な排気量なので、ターボの味はマイルドに設定されています。テスト走行するとしっかりブーストかかってました。エンジンのシリンダーはターボ用に独自設計になっているようです。
キャラットターボを示すゴールドレターです。当時は”金”が好まれたようですね。
内装は当時特有の豪華さがあります。
見事ですよね。このC126型は世界中のケーニッヒコレクターの中でも、もっとも人気の高いモデルです。完璧な姿でデコタミンガレージに鎮座しています。
こういった特殊な旧車メルセデスは年々価値の上昇が強いです。ほんの数年前までは数百万円だったものが、数千万にまで値上がりするケースも珍しくありません。
多くはマニアな人々によって取引されていますが、クラシックカーというジャンルは投資としての性格もあります。海外ファンドにはクラシックカーの値動きに投資できる金融商品がたくさんあります。
私は現物を所有し、この希少価値が高い車両を、自分で制作したガレージと洗車設備、P&Sケミカルで丁寧に洗浄すること自体が好きです。でも自分の所有する車両が、世界中のコレクターによって評価され、価値を上げていくというのも、マニアの楽しみの一つでもあります。
リアタイヤは345サイズの15インチという、お茶目な仕様です。このタイヤによって犠牲にされるものはあまりにも大きく、燃費とは無縁、わずかなワダチでハンドルが取られ、後続車に砂を撒き散らします。しかしそんなことはこの車両の評価を下げる理由になりません。ケーニッヒはこのゲテモノとも言えるデザインを評価するべきで、それは一つのアートとして現代で評価されています。
1件のコメント
大切にしてあげてくださいね。