デコタミンガレージ。理想を求め破壊と創造
ガレージの経年劣化がひどく、思い切って改装を決意しました。もともとは食品の加工工場として使われいたこのガレージ。どうしても取れない油汚れと、劣化したコンクリート。アスベストの天井。ディテイリングに最適な環境とは言い難いです。
どうせ改装するなら、床からすべてやり直そうと思います。ディテイラーとして重視することは何でしょうか。それは清潔感でしょうか。そうであればすべてをホワイト化してしまおうと考えました。
解体から始めます。周囲に轟音が響きます。
床が解体されました。数十年の歴史がものの数日で無に帰りました。
次は壁、天井を作っていきます。
すべて白に塗ります。水を大量に使うため、防腐効果のある塗料を選択しました。
床の塗装が完成。これに合わせて照明なども新調していきます。あとは床を作り完成です。
こうしてガレージのベースが完成しました。真っ白になりました。工事期間は数ヶ月。理想に描いたガレージそのまま実現できたと思います。重機にも耐えられるようコンクリを分厚くし、床も頑丈なエポキシ樹脂で塗りました。汚れが目立つというデメリットもありますが、それを許容できるほどの美しさがあります。
この何もないガレージにどういった機材をセットアップしていくかが重要です。