デコタミンガレージ 工房機能の移転 Vol.1
ストアの制作品はガレージで作成している。大型の作業台と収納棚、バイス、電力、機材置き場。それなりのスペースが必要だ。
既製品では思った通りにはならないので、ほとんどをDIYで構築した。

[ガレージの作業スペース]
しかしそろそろこのスペースも限界。制作物が多岐に渡るため乱雑さが加速していき、徐々に生産性が落ちていく現状に課題を感じていた。
ずっとずっと悩んでいたけど、原油高になり、インフレになり、在庫がなかなか来ないというこの今こそ、環境に投資しようと心を決めた。
工房機能を東京オフィスに移す
ことにする。そうすればユーザーとのやりとりと、プロダクト制作が同時にできる。生産性の向上が見込める。しかしどうやってオフィス機能と工房機能を両立させるかが課題。
しかも、
オフィスはオフィスで劣化が激しい。古いビルだし、あまり内装にこだわっていなかったけどやるならしっかりやろうと思う。
さっそく床タイル材を買ってきた。内装は白が好きなので「ロイヤルウッド」をチョイスした。床材だけでもかなりコストがかかる。でも床は大事だ。スーパービバホームで調達。
オフィスが稼働していない深夜、一人で一心不乱にタイルを貼る。タイル作業は好きなDIY作業の一つだ。ガレージでやった経験が今生きる。プロクオリティまではいかないけど、実用には十分耐える。
要となるのは作業台だ。これもまた既製品では対応できないので自作する。作業台は大きな力をかけるため、単管パイプを骨格に使う。その金具は重要な要素だ。いろいろ調べて、NTY-TA金具に行き着いた。この金具は創意工夫でなんでも作れるし、デザイン性も高く、他に比べて調達しやすい価格帯。
単管パイプを思い通りの寸法に切断して組み上げていく。マキタのチップソーも新調した。
48.6の単管パイプは思った以上に頑丈だった。NTY金具は市販のクランプと違ってパイプを重ねる必要がないので省スペースで構築できる。
設計図はない。何度もコーナンProに通い、その時に必要な分だけ金具を買うようにした。非効率だと思ったけど、現場は設計通りにいかないことがほとんだ。
木材はスーパービバホームで調達した。ウォールマウントするように3cmの分厚い板をチョイスした。おおまかなカットはビバホームにお願いして、細かい調整は自分で丸鋸で切った。
組み上げていく。頑丈さを重視すると相当な重量になる。木くずや鉄くずを吸い上げるのにクランツレのバキュームがとても役に立った。
製品を陳列する棚も自作することにした。ふと目についた”ツカ”を棚板固定に用いてみた。下にかかる重量物には強く耐えるけど、横からの力には弱い。
最初はどうなるかと思ったけど、それなりに形になってきた。オフィス機能と工房機能の両立ができるかはまだ分からない。
でもいずれ、ここでユーザーと商談できるような空間にしたい。
工房移転作業、まだまだ続く。